Q,つい強く叱ってしまいます、子どものための正しい叱り方を教えてください。

A,子どものわがままや、イヤイヤ期に振り回され、つい感情的に叱ってしまうことありますよね。

また強く叱ってしまった後は罪悪感に襲われたり、悲しくなったり。

そんなお母さんは、あなただけではありません。

では、どう叱ればいいのか?

今回は正しい叱り方や、強く叱ってしまう前にできることを紹介しようと思いますので、参考にしてもらえたらうれしいです。

【子どもを叱るときに大切なこととは?】

子どもをきちんとした人に育てるためには、叱ってしつけることも必要です。

ですが、その叱り方を間違ってしまうと逆効果になってしまうこともあるので注意しなければいけません。

<怒るのではなく叱る>

子どもが何か悪いことをした時は、つい感情的に怒鳴ってしまいそうになりますが、怒ることは親から一方的に気持ちを押し付けただけになり、子どもも「怒られた」だけになってしまいます。

ですから、親は一度気持ちを落ち着かせ冷静に叱る意味を伝え、子どもに叱られている内容をしっかりと理解させましょう。

<目を見て叱る>

キッチンで料理をしながら「早く片付けなさい!」「何回言ったらわかるの!」と怒っても子どもに親の真剣さは伝わりません。

叱る際には忙しくてもいったん手を止め、子どもの目を見てきちんと向き合いましょう。

<叱る理由を説明する>

子どもは小さければ小さいほど、自分が何で叱られているのかわからない場合があります。

ですから、何で今叱られているのかを説明し、理解してもらわなければなりません。

その際、「片付けなさい!」ではなく「ここにおもちゃがあったら踏んで怪我しちゃうよ」など、小さい子どもでもわかりやすいように理由付けをしましょう。

また「片付けないと、お母さんが踏んで怪我したら痛くて泣いちゃうよ…」など、子ども側だけでなく、こちらも困ってしまうという言い方もいいでしょう。

<そのときに叱る(後になって叱らない)>

「さっきこんなことしたわよね!」など、後になって叱ると子どもはほとんど覚えていないため、なぜ叱られているのかまったくわかりません。

叱らなければいけないときは、必ずそのときに叱るようにしましょう。

【感情が抑えられないときはどうしたらいいの?】

子供を叱るには冷静に向き合うことが重要、と頭ではわかっているけれどこちらも人間です。

何度も同じことを繰り返されたり、子どもに理解してもらえなかったりが続くと爆発しそうになってしまいますよね。

そんなときはまず大きく深呼吸をしましょう、それでも治まりそうにないときはいったんその場から離れましょう。

感情が抑えられないときは、必要以上の言葉を子どもにぶつけてしまう可能性もあります。

ですから少しだけ距離を置いて、深呼吸しましょう。

【まとめ】

子どもを正しく叱る方法について紹介しました。

お母さんもひとりの人間です。

感情が高まってしまうときもあるでしょう。

ですがそこは愛する子どものため、少し落ち心を着かせて、子どもに向き合った状態で叱るように心がけましょう。

そうすれば、子どもさんもきっと理解してくれるはずです。