Q,赤ちゃんなのにいびき?!放っておいても大丈夫ですか?

A,すやすやと気持ちよさそうに眠る赤ちゃんの寝息は静かなことが多く、ちゃんと呼吸しているのかな?と不安になるお母さんもいるほど。

そんな中、いびきをかいている赤ちゃんもいます。

「なんで赤ちゃんなのにいびきをかくんだろう?」と、お母さんとしてはちょっと心配になりますよね。

今回は、赤ちゃんがいびきをかく原因や対策について詳しく紹介しますので、気になったお母さんはぜひ参考にしてください。

【赤ちゃんがいびきをかく原因と対策】

赤ちゃんは普段あまりいびきをかきません。

ですから、いびきをかいているイコール何かしらの原因があり、対策を取らなければなりません。

<アデノイド・扁桃(へんとう)の肥大>

アデノイドとは鼻から喉の奥へかけてにある器官で、扁桃とも言います。

アデノイドは風邪のウィルスなどが入ってこないよう、菌の侵入を防いでくれる役割を果たしています。

ですが、中にはこのアデノイドが大きくなりすぎ、呼吸の邪魔をしている場合があります。

これをアデノイド肥大といい、いびきの原因となります。

アデノイドが大きくなりすぎるといびきだけではなく、口呼吸が続き、集中力に問題が出るなどの可能性もあるため、早めに専門の先生に相談しましょう。

<鼻づまり>

鼻がつまっていたり、鼻水が出ていたりすると口呼吸になり、いびきをかくことがあります。

また、いびきというよりは「ピーピー」と笛のような音を出している場合も、鼻づまりが原因していますので、鼻がつまっているようであれば拭き取るか、吸い出してあげましょう。

<枕の高さ>

枕が高すぎると、顎を引いた状態で寝ることになり気道が狭くなってしまうため、いびきをかくことがあります。

この場合のいびきは安全ではないので、赤ちゃんに枕を使わせる際には、高過ぎていないか必ずチェックしましょう。

【赤ちゃんのいびきは放っておかないで!】

風邪など一時的ないびきであれば、しばらく様子を見てみましょう。

一方、鼻がつまっているわけではないのにいびきをかくことが多い場合は、何かしらの原因で気道が狭まっている可能性があり、睡眠時無呼吸症候群の恐れが出てきます。

ですから、赤ちゃんのいびきは放っておかず、なるべく早めに専門医に相談してください。

【まとめ】

赤ちゃんのいびきについて、原因と対策を紹介しました。

もし赤ちゃんのいびきが続くようなら、原因を明らかにして不安を取り除くためにも、一度専門の先生に診てもらうことをおすすめします。

その際、いびきをかいている様子を動画に撮っておくなど、記録に残してしておくと先生にもわかりやすく伝えられるでしょう。