Q,正しく安全なおんぶの仕方を教えてください。

A,生まれたばかりの頃は抱っこしかできないため、そのまま抱っこ育児を続けている人が多いようですが、最近ではおんぶ育児にもメリットが多いと注目されています。

今回はそんなおんぶ育児について、うれしいメリットや正しく安全なおんぶの仕方まで紹介していきます。

【おんぶ育児のメリットとは?】

抱っこ育児にもいいところはたくさんありますが、おんぶ育児には、抱っこ育児とはまた違ったメリットがたくさんあります。

(この際のおんぶは、抱っこ紐を使っているという前提になります。)

<お父さん・お母さんの両手が自由になる>

赤ちゃんを抱っこしていると、手がふさがってしまうためできる動作に限りがでます。

また抱っこ紐を使って抱っこをしていても、やはり体の前での作業が難しくなります。

ですがおんぶだと両手は完全にフリーになり、掃除、洗濯、料理など目の前での作業もラクラクです。

<赤ちゃんの視界が広がる>

抱っこされている赤ちゃんはお父さん・お母さんの顔はしっかり見ていられますが、周りのものはよく見えません。

一方でおんぶだと、横の景色も十分に見られるため赤ちゃんの視界を広げることができます。

<親のぬくもりを感じられる>

抱っこでなくとも、親のあたたかさや匂い、呼吸などもおんぶで十分に感じることができます。

また抱っこよりも安定感があるため、ぬくもりを感じながら知らないうちに眠っているという、うれしいポイントもあります。

【抱っこ紐を上手に使った正しく安全なおんぶの仕方】

おんぶは必ず赤ちゃん自身が、自分で自由に首が動かせるようになってから始めましょう。

そして必ずおんぶができる抱っこ紐を使ってください。

(エルゴベビーを使ったときのおんぶの方法です。)

1:体の前(右寄り)に赤ちゃんが入るキャリアを持ってきて、ウェストベルトを装着する。

2:赤ちゃんを右の腕で抱っこし、左手を使ってキャリアのお尻と背中にあたる部分を赤ちゃんにかぶせる。

3:キャリアに赤ちゃんが入ったら、キャリアごと赤ちゃんを右腕で支えながら、左手でウェストベルトを少し回す。

4:右腕で赤ちゃんを支えたまま、左肩に肩ストラップをかける。

5: 左手で右肩のストラップを持ち、赤ちゃんが落ちないよう十分注意しながら、右肩に肩ストラップをかける。

6:赤ちゃんを背中に回ししっかりと安定させたら、胸の前にあるバックルをとめる。

参考動画:エルゴベビージャパンhttps://www.youtube.com/watch?time_continue=166&v=MgVOPo5rnLI

【まとめ】

正しく安全なおんぶの仕方についてまとめました。

抱っこに慣れている赤ちゃんだと、おんぶはいつもと違うため、初めは不安に感じてしまうかもしれませんが、そのうちおんぶの安定感に安心してくれるでしょう。

おんぶは首がしっかりしてきてから、とはいうものの呼吸ににくくなっていないか、知らないうちに危ないものを掴んだりしていないかなど、定期的に鏡で安全をチェックしてあげてくださいね。