A,赤ちゃんは早いと7ヶ月頃からつかまり立ちを始め、8ヶ月あたりから伝い歩きを始めます。
また、早くて9ヶ月頃〜1歳半くらいには、何かにつかまっていなくても、歩けるようになります。
もちろん、赤ちゃんの成長の早さは1人ひとり違うため、歩けるようになるには個人差はありますが、1歳半を過ぎても歩かない赤ちゃんがいるお母さんは「大丈夫なのかな? 」と、何だか不安に感じてしまいますよね。
今回は、子どもが歩かないのはなぜなのか、その理由と対策について紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【歩かない原因を見つけよう】
ハイハイやつかまり立ちが問題なくできているのに、なぜ歩かないのか。
それにはこんな原因がありました。
<歩くスペースがない>
家具やおもちゃがたくさんあるため、赤ちゃんが歩ける十分なスペースがないお家があります。
せっかくつかまり立ちができても、歩くスペースがないと赤ちゃんは諦めてしまいますので、できれば家具の配置を変えたり、おもちゃを全部片付けてみたりして、赤ちゃんが歩けるような場所を確保してあげてください。
<掴める場所がたくさんある>
伝い歩きまでは順調にきたのに、手を離しての1歩が出ない。
そんな時は、赤ちゃんが掴むことができる場所が多すぎるのかもしれません。
赤ちゃんが欲しいもの、行きたいところまで伝い歩きができないよう、掴めるものを取り除いてみましょう。
<周りからの刺激が足りない>
赤ちゃんは、周りの人を見て真似をしたり、同じものを欲しがったりします。
ですから、ほかの赤ちゃんたちとの交流の場を持つようにしましょう。
周りの赤ちゃんがスタスタと歩いている姿を見ることで、刺激となり「自分もやってみたい。」「あのおもちゃのところまで行きたい。」という欲求が生まれ、歩くことにつながりやすくなります。
【大丈夫、ゆっくりと見守ってあげよう】
「1歳半が過ぎたというのに歩いてくれない…。周りの子どもたちは歩いているのに。1歳半の検診もあるしどうしよう…。」と焦ってしまうお母さんも多いでしょう。
ですが、ここはゆっくりと見守ることが大事です。
歩ける場所と環境を作ってあげたら、あとは歩きたくなったら歩くでしょう。
そのときを楽しみに、少し待ってみてあげてください。
【まとめ】
1歳半になっても歩かない理由と、対策について紹介しました。
つかまり立ちと、つたい歩きまでは順調だったのに、1歩が出ないという赤ちゃんを持つお母さんは、ぜひ参考にしてみてください。
そして、歩くだけでなく協調性を育てるためにもどんどん同年代の子どもたちと遊ばせてみてください。
いろんな意味で良い刺激を受けて、成長してくれることでしょう。