A.母乳は赤ちゃんが必要とする栄養源であるだけでなく、お母さんと赤ちゃんの絆を深める大切なスキンシップのひとつです。
ですが赤ちゃんが成長していくにつれ、離乳食が始まったり、保育園への入園を考えたりすると、いつまで母乳をあげたらいいんだろうという疑問が出てきますよね。
今回は、赤ちゃんへの母乳はいつまであげたらいいのか、卒乳の時期について紹介したいと思います。
【母乳はいつまであげた?先輩お母さんたちの声】
母乳育児をしてきた先輩お母さんたちが、母乳をいつまであげていたのか実際の声を集めてみました。
・下の子の妊娠をきっかけに1歳半で断乳しました。
完全母乳だったのでとても不安でしたが、やめないといけない状況だったので思い切って、もう終わり!と。
夜は3日ほど泣かれましたが、4日目からはよく寝るように。
すごく恐れていたのに意外と諦めが早く、驚きました。
・生後6ケ月で仕事復帰したため断乳。
少しかわいそうかなとも思いましたが、1週間もかからずミルクのみで平気になりました。
またミルクは哺乳瓶が空になったら終わりなので、いつまでも授乳に付き合わなくても良くなり、お互いの睡眠の質も上がり結果良かったと思っています。
・生まれたての頃から母乳とミルクの混合。
離乳食が始まり、母乳の回数もぐんと減りましたが、子どもが欲しがるならあげようと思い断乳はしませんでした。
結局2歳になる手前まであげましたが、最後は本人と「もう赤ちゃんじゃないからいらないよね?」と話し合い、卒乳を決めました。
【断乳しても罪悪感は感じないで!】
子どもが無理なく自然とおっぱいから離れられる卒乳が理想だとはいえ、お母さんや家族の事情などで断乳しないといけない場合もあります。
中には「断乳すると子どもがかわいそう…」そんなことを言う人もいるかもしれません。
ですが、母乳は子どもへ栄養を与えてあげる手段の1つ。
母乳をやめてもほかにミルクや離乳食など、十分な栄養を子どもに与えられているのであればやめても大丈夫なのです。
子どもにとっていちばん大切なのは母乳で育てることではなく、お父さんやお母さんが幸せな気持ちで、また笑顔で接してくれること。
だから断乳することに罪悪感は感じないでくださいね。
【まとめ】
母乳は「子どもが〇歳までにやめなければならない」というような決まりはありません。
今回の記事を参考に、それぞれの家庭環境や状況により、また十分な栄養が与えられていれば、いつやめても大丈夫なんだということが伝わればうれしいです。