よくあるご質問

Q,虫歯になりやすい体質があると聞きましたが、本当ですか?

2019/06/18

A,時期の個人差はありますが、赤ちゃんは生後6ヶ月〜9ヶ月頃になると、歯が生えてきます。

とっても可愛く、成長を感じられる反面、お父さんとお母さんには「虫歯」と言う新たな悩みが増えることになります。

今回は、そんな悩みの中でも耳にすることが多い「虫歯になりやすい体質はあるの?」について詳しく紹介していきたいと思います。

【虫歯になりやすい体質とは?】

生まれて一度も虫歯なったことがない!という大人もいますが、そういう人は生まれつき歯や唾液の質が良く、虫歯になりにくい体質を持った人でしょう。

反対に虫歯になりやすい体質とは?

口の中は普段「中性」です。

そこから飲食することにより、歯が溶けやすくなる「酸性」になっていきます。

飲食後、再び口の中が「酸性」から「中性」になるまでの時間が長いと、虫歯になりやすい体質だということになります。

自分の場合はどうなのかは、唾液の成分を調べて検査をすることができますので、ぜひ知りたい!という人は歯科で調べてもらいましょう。

【虫歯ができやすい人の特徴】

前述したように、虫歯はできやすい体質の人と、できにくい体質の人がいます。

歯や唾液の質などは遺伝による場合もありますが、ここでは生活習慣によって虫歯ができやすい環境を作ってしまっている人の特徴をまとめてみましたので、チェックしてみてください。

<歯磨きは1日に1回(またはそれ以下)>

歯に虫歯のもととなるプラークがたまってしまい、虫歯菌を増殖させます。

<間食などダラダラ食べることが多い>

1日に同じ量を食べていても、時間を決めずにダラダラと食べている方が口の中に食べ物が常にある状態、つまり酸性のままになり、虫歯になる確率を上げてしまいます。

<糖分の多いものをたくさん食べる>

虫歯菌は糖分を餌にどんどん増殖します。

<定期的な歯科検診に行かない>

気づかないうちに、見えにくい場所へ虫歯ができてしまっているかもしれません。

虫歯はひとつあると、他の健康な歯にも移ってしまいます。

<口の中が渇いている>

口がいつも開いている、また口呼吸をしていると殺菌作用のある唾液の分泌が減り、虫歯菌が住み着きやすくなります。

<歯並びが悪い>

歯並びが悪いとどうしても磨き残しが増えます。

【まとめ】

虫歯ができやすい体質と、できやすい生活習慣について紹介しました。

もともと遺伝的な部分は変えることができませんが、生活習慣を正すだけで虫歯になりにくい口内環境を作ることは可能です。

また、歯科検診に行くことで早期にトラブルを発見し、痛みのない治療で終わらせることもできますので、定期的にチェックしてもらうようにしましょう。