よくあるご質問

認可保育所の現状は?

2020/04/12

認可保育所とは、保育所を設立するにあたり国に申請をし、国の基準に通った園のことを言います。国と設置する地域の自治体から補助金を受け、保護者の納める保育料で運営しています。認可保育所は待機児童が多いとニュースでも話題になることが多いですね。その現状に迫ります。

認可保育所とは?

国に保育所設立の申請をし、園庭の広さ、保育環境、保育設備、保育園舎・設備の面積、保育士の数、給食やおやつの提供設備、その他職員など、様々な項目をクリアした園が認可保育園となります。
認可保育園は基本的には8:00~17:00までが保育時間ですが、その園によっては前後で30分程度の延長保育を行っている場所もあります。
また、家庭において「保育に欠ける」こどもが入園対象になり、保護者が仕事をしている、近くに子どもを保育する人がいないなどの条件をクリアしなければ入園はできません。
仕事をしていない、していても勤務時間が短い、毎日の勤務ではない、祖父母など子どもを保育できる人が家庭内、もしくは近隣にいる場合は入園を認められません。
保育料は、年間所得税額から計算され、一人ひとり違います。

このように入園させたい保護者にもたくさんの制限がありますが、認可保育園は国の認可を受けているという安心感からたくさんの入園希望者がおり、その地域によっては入園を待機している状態です。

国の待機児童解消加速化プランなどの施策もありますが、潜在保育士の存在や保育士の待遇や処遇の不満などもあり、なかなか解消につながっていません。

企業主導型保育園とその役割認可保育園に変わる保育園として、認可外保育園の存在があります。

土地柄、園舎が狭く、国の基準に通らないが駅から近く、細やかで家庭的な雰囲気を大切にしている保育園や、企業が従業員の働きやすい環境づくりのために設置し、自社以外の地域の企業で働く人や地域の子どもを受け入れる企業主導型保育園などが活躍しています。

企業主導型保育園や認可外保育園は、仕事を持たない保護者でも預けることができ、その企業を利用する際や、保護者のリフレッシュなどの一時的な保育に利用できる園もあります。また、認可保育園のように広い場所を必要としないので、駅に近い場所や繁華街にあることも多く、保護者が子どもを預けやすいという利点もあります。

おわりに

認可保育園は確かに安心感がありますが、高額の報酬を得ている保護者は保育料がかなり高くなる、時間が不規則な仕事に就いている保護者は、預ける時間に限りがあるため仕事をしにくくなるなど、様々な問題点もあります。
当園は、企業主導型保育園であり、保育時間については遅くまで可能です。また、お仕事を持たない保護者の方のリフレッシュや、お試しに月極で利用することも可能です。
保育園をお探しの方、認可保育園に空きがなくお困りの方は、ぜひ一度お問い合わせください。見学・ご連絡はいつでも承っております。