よくあるご質問

待機児童の状況は?

2020/04/15

認可保育園への入所を希望していても、定員がいっぱいで入園をすることができず、空きが出るまで待つ子供のことを「待機児童」と言います。国は「待機児童解消加速化プラン」をはじめとする様々な施策を講じ、待機児童をなくすことを目指しています。待機児童の今の現状を見ていきましょう。

待機児童とは?

待機児童とは認可保育園に入園申し込みをしていて、入所条件である「保育に欠ける」状態の子どもであっても定員のために入園できず入園を待つ子どものことです。求職中であったり、特定の保育園への入園を希望していたり、認証保育園や保育ママなどの国の補助を受けている育児サービスを使って保育園への入園待ちをしている子どもは含まれません。

国は、2019ン3ン4月現在1万6000人を超える待機児童が存在すると発表しました。前年度に比べると3000人余り少なく、2年連続の減少とのデータが出ています。
これまで国は2013年度に発表した施策として、2020年度末までに待機児童ゼロを目指す、「待機児童解消加速プラン」と、「子育て安心プラン」を打ち出しました。2017年度までに約50万人の受け皿ができたと発表しています。

認可保育園の整備と、企業主導型保育事業による保育の受け皿拡大とをあわせて、約53万人の保育の受け皿を確保したとしています。

ですが先ほどのように、数字として表面化していない隠れ待機児童のような、潜在的な保育園へのニーズはまだまだあるとして、さらなる保育園の整備や拡大が必要になっています。

出典/厚生労働省

待機児童が減らない理由と、今後の施策は?

待機児童は様々な施策を講じてもなかなか大きく減少していきません。その理由とはどんなことがあげられるのでしょうか。
・女性の社会進出が増え、共働き家庭が増えた。
・核家族化が進み、おじいちゃん、おばあちゃんが育児をしてくれることがない
・潜在的にニーズのある待機児童が表面化してきている
・保育園の数、保育士の確保が難しく、なかなか増えない

などの理由が考えられます。

政府としては今後の待機児童を持つ家庭へ「子育て安心プラン」を施策として発表しました。
・2019年~2020年に向けて待機児童解消に向けた受け皿のための予算を2年間で確保。
・待機児童ゼロを維持しつつ、2019年~2022年までの5年間で女性の就業率80%に対応できる受け皿の整備
・6つの支援パッケージをを当たらに施策として盛り込む
などとしています。

出典/子育て安心プランについて 厚生労働省

おわりに

働く保護者の皆さんにとって、子どもを安心して預け、さらには自分も安心して働くことが一番大切なことです。当保育園は企業主導型の保育園です。少人数の温かな雰囲気ながら、学習・運動・社会面などあらゆる角度から多角的な保育を取り入れています。
歯科医院の職員はもちろん、地域の皆さまや、一時的預かりサービスを行うなどあらゆるニーズにお応えしています。
認可保育園への待機をしているお子さんもお預かりできます。
どうぞお気軽にお問い合わせ・見学ください。