Q:Q,食事中座って食べてくれません。正しい食事中の食べ方を教えてください

A,食事中のマナーというのは誰でも気になるものです。特に子供は、落ち着きがなく食事中に座って食べられないというのは親としては悩みの種に感じてしまうものです。

今回は、食事中に座って食べられない原因と解決策を解説していきます。

子供が食事中立ってしまう原因は親にもある?

子供がたくさんご飯を食べてくれることほど親として嬉しいことはありませんが、なぜか食事が終わる前に立ってしまう…その原因には下記のようなものが考えられます。

  • そもそもお腹がいっぱい
  • 出している量が多い
  • 大好きなおもちゃが近くにある
  • テレビがつきっぱなし
  • 大人が食事に集中していない

上記のようなことが、子供が食事中に立つ原因になっていることがあります。それぞれ大きな部類に分けて紹介してみます。

食事の内容が原因の場合

子供には好き嫌いなくたくさんのものを食べてほしいあまり量が多すぎることはありませんか?子供は大人ほどは物理的に食べることができません。

つまり、席を立ってしまうのはお腹がいっぱいだからということになります。作っている方としては「まだ残っているのに立って…」と思うかもしれませんが、お腹いっぱいでは食べることができません。

ですので、食事の量を見直すことが大切です。また、食事の量が適切な場合は食事前におやつなどを食べていないか思い返してみてください。

おやつもお腹にたまるものなので、ご飯前にたくさん食べてしまうと結果的にご飯が食べられない原因になりかねません。見直しをしてしっかりご飯を食べてもらいましょう。

環境が原因の場合

ママやパパが忙しい毎日を送っているのは言わずもがなですが、そのせいもあってか今まで遊んでいたおもちゃが目の前にあるまま食事をおこなっていませんか?

自分が大好きなものがあるからこそ席を立ちたくなると思うとなんとなく理解できますし、テレビも同じことが言えます。

みたいが故に集中力が途切れてしまい、ご飯をやめ立ってしまう原因になるのでできるだけ子供の気を引くものは片付けておくのがおすすめです。

大人が原因の場合

最後に、親である私たちが原因の場合です。忙しいあまり、ついついながら食べになっていませんか?スマホをみていたり、何か書きものをしていたり…子供はそれが普通だと思ってしまいます。

つまり、食事は集中しなくても良いものと思ってしまうのです。ですので、食事に集中していないと思うならお子さんの様子をよく観察して、今欲しくないのか、何かに気をとられているだけなのかを判断することが大切です。

また、親も食事に集中している姿を見せることでいつのまにか身についていくものなので、気長にじっくりと食事の食べ方を教えてあげてみてください。

Q:Q,外遊びをさせたいのですが、どんな遊びがいいでしょうか?

A,外遊びは子どもたちの体力づくりだけでなく、ほかのお友達とさまざまなルールをもとに遊ぶことで、社会性や協調性なども身につけられます。

最近では、いろんな理由から外遊びをあまりしなくなってしまった子どもたちもいますが、ぜひ外でたくさん遊ばせてあげる機会を作って欲しいものです。

今回はそんな外遊びについて、どんな遊びをさせてあげればいいのか、紹介したいと思います。

【砂・砂場】

まず、砂を手で触ってみるだけでも立派な遊びです。

何度も手ですくっては、指の間からこぼしてみましょう。

慣れてくると、小さな山を作ったり、お水をかけたり。

砂が少し固まることが分かれば、おままごとセットでボールに入れたりお皿に盛ったりしても楽しめます。

【ブランコや滑り台】

個人差はありますが、2〜3歳くらいになるとブランコに乗れるようになります。

もちろん初めは不安定なので怖がるかもしれません。

お父さん・お母さんが背中をしっかりと支えてあげるようにして乗せてあげましょう。

また滑り台も同じく、慣れるまでは膝に乗せて一緒に滑ってあげるなどして、安全で楽しいものなんだと教えてあげてください。

ブランコや滑り台のように、公園の中に数個しかないもので遊ぶときには、ほかのお友達とシェアしたり、順番を待ったりする「ルール」も身につきます。

【ボール】

投げたり蹴ったり、拾ったりするボール遊びは、小さい子どもでも楽しめます。

その際、硬くて小さいボールは扱いにくいので、なるべく大きい(サッカーボールくらいのサイズ)そして柔らかいフワフワのボールで遊ばせてあげましょう。

【シャボン玉】

シャボン玉は昔でも今でも子どもたちに大人気の遊びです。

飛んでいくシャボン玉を追いかけたり、取ってみたりして楽しみましょう。

小さい子どもだとシャボンの液がお口に入ってしまわないかと心配する声もたくさん聞きます。

そんな時は、スイッチを入れると自動でシャボン玉が出てくるおもちゃが売られていますので、そちらを使ってみましょう。

【まとめ】

外遊びは、子どもたちの運動能力の発達には欠かせないものです。

私たち大人がこんな遊びでいいのかな?と思っている遊びでも、子どもたちには最高の遊び。

天気のいい日にはどんどん外へ出て、お家の中ではできない遊びを通して、運動はもちろんのこと、さまざまなルールにも触れながらたくさんのことを学ばせてさせてあげてくださいね。

Q:Q,騒いではいけない、公共の場で騒いでしまう子ども、対処法はありますか?

A,電車の中など、静かにしないといけないところで子どもが騒いでしまう。

最近では、こういったことが社会問題になっているケースもあります。

子どもはうれしいと騒いでしまう、だから仕方がない…と私たち親は思ってしまいますが、同時に子どもの声が騒音だと感じてしまう人がいたり、また騒いではいけないところだと認識させたいと思ったりするのも事実。

今回は、そんな静かにしなければいけない公共の場で、子どもが騒いでしまった時の対処法についてまとめましたので、今後の参考になればうれしいです。

【子どもが騒いでしまったときの対処法】

子どもが騒ぐのは自然なことだから仕方がないとはいうものの「静かにしないといけない場所がある」という社会的なルールがあるということも、小さいうちから教えていかなければいけません。

では、子どもが騒いでしまったとき、私たち親がすべき対処法にはどんなものがあるのでしょうか。

<騒いだときはきちんとした説明と注意をする>

子どもがうるさくしてしまったからといって「静かにしなさい!」「騒がない!」とだけ伝えるのはよくありません。

この叱り方は、子どもからすると「なんで?」となり、また繰り返し騒ぐことになってしまいます。

ですから、騒いではいけない、静かにしないといけない理由をわかるように説明してあげなければなりません。

「ここはお家じゃないの、本を読んだり、ゆっくり休んだりしたい人もいるから、静かにしようね。」など、その場にあった具体的な説明で、子ども本人が納得できるようにしてあげてください。

<親の態度次第で、周りのイライラが減少>

子どもが騒いでいる声を、騒音だと感じる人の中には、イライラしてしまう人もいます。

ですが、そういったイライラする感情も、騒いでいる子どもの親が示す行動次第で減少することがわかっています。

それは、子どもが騒いだときにしっかりと𠮟っているかどうか。

その親の態度だけで、イライラしてしまっている周りの人の気持ちは治まるのです。

ですから、子どもが公共の場で騒いでしまったときでも焦らず冷静に、きちんと叱るようにしましょう。

【まとめ】

小さい子どもが、嬉しさのあまり 騒いでしまうのは自然なことです。

ですが親は、そんな子どもたちに騒いでもいい場所といけない場所を教えていかなければなりません。

騒いでしまったときには、子どもにわかりやすくなぜ騒いではいけないのかを説明してあげましょう。

また、その場所へ行く前から、今日行くところは静かにしなきゃいけないところだから、騒がないようにしようね、と話しておくこともいいかもしれません。

できるだけ子どもも、周りの人も気持ち良く外出ができるように心がけたいですね。

Q:Q,お友達を噛んだり叩いたりしてしまいます。どうしつけをしたらいいでしょうか?

A,お友達と一緒に遊ぶようになってから「お友達を噛んだり叩いたりしてしまう」という悩みを抱えるお父さん・お母さんがいます。

自分の子どもがお友達を傷つけてしまうとき、私たち親はどうすればいいのでしょうか。

【なぜ噛んだり叩いたりするの?】

子どもがお友達を噛んだり叩いたりすることには、さまざまな理由があります。

<自分の言いたいことや思いが伝えられない>

「一緒に遊びたいのに…」「お腹が空いているのに…」という欲求や、ただ単に「暑い・寒い・痛い・眠い」など気持ちや気分が悪いときなど、自分の思いがうまく伝わらないときにお友達を傷つけることがあります。

<お友達に攻撃された、攻撃されると思った>

「遊んでいたおもちゃを取られた」「叩かれた」など実際に攻撃されたとき。

また、近づいてくる子どもに「おもちゃを取られてしまうんじゃないか?」「攻撃されるんじゃないか?」と感じてしまっただけのときにも、自分を優位に立たせるため噛んだり叩いたりすることもあります。

<感情がコントロールできない>

ここでいう感情とは、嬉しすぎるなどのポジティブな感情、そしてイライラしているときなどのネガティブな感情、どちらも当てはまります。

楽しすぎてテンションが上がり、キャーっとなり手が出る。

イライラが爆発してしまい、攻撃する。

このどちらの感情もコントロールできず、お友達を傷つけてしまうのです。

【お友達を傷つけてしまったときの対処法】

理由はどうであれ「お友達を傷つけてしまうことはダメなこと」というのを本人に伝えなければなりません。

その際、必ず気を付けて欲しいことがあります。

それは「傷つけたその場で叱る!」ということ。

あとでゆっくり叱ろうと思い、家に帰ったあとで言われても本人は忘れてしまっているでしょう。

ダメなことをした、その点について叱る必要がある場合は必ずそのときに、その場でしっかり理解できるよう、叱ってあげましょう。

また「これが欲しかったの?」「これが嫌だったの?」と子どもの気持ちを確かめた上で「でも叩いちゃダメなんだよ」「ちょうだいって言ってみよう?」と伝え方を教えてあげましょう。

そして傷つけたお友達に「ごめんね」と謝らせるのを忘れないようにしてください。

【まとめ】

子どもがお友達を傷つけてしまう理由と、対処法について紹介しました。

言葉で気持ちをしっかりと伝えられるようになるまでは、行動で思いをぶつけてしまう子どももいます。

そんな行動を見つけたときには、きちんと説明し理解させた上でお友達に謝らせましょう。

またお父さん・お母さんもしっかりと子どもさんを観察して、上手に感情をコントロールできるよう手助けをしてあげてくださいね。

Q:Q,お友達のおもちゃを奪い取ってしまいます。どう対応すればいいですか?

A,「あれもこれも欲しい!」好奇心たっぷりな子どもたちは、自分の周りにあるものすべてに触れたい、見たいという感情に溢れています。

そんな感情の高ぶりから、お友達が遊んでいるものにまで興味が湧き、奪い取ってしまう子どももたくさんいます。

何回ダメだと言っても繰り返してしまう、そうこうしているうちにお友達と遊ばせるのが億劫になってしまった…というお父さんやお母さんもいるかもしれません。

今回は、そんな奪い取ってしまう子どもへの対処法について紹介しますので、少しでも参考になれば嬉しいです。

【なぜ繰り返しお友達のおもちゃを奪うの?】

「どうしても欲しい、けど言葉では言えないから奪う…」お友達が持っているおもちゃを奪い取ってしまうことは、どの子どもに経験があると思います。

ですがそれは「やってはダメ」ということをきちんと子どもに理解させて、もう繰り返さないようにしなければなりません。

いくらダメだと伝えても、奪うことを繰り返してしまう。

もしかすると、こんな叱り方をしていませんか?

<なんで取るの?と理由を追求している>

おもちゃを取ったことについて「なんで?」と聞かれると子どもは困ってしまいます。

なぜなら、理由はただ単に「そのおもちゃが欲しかったから…。」

親はその理由を踏まえて、そうやって取っちゃダメなんだよということを伝えなければなりません。

<叱るだけで終わっている>

「取っちゃダメ!」と叱るだけ叱って終わりになっていませんか?

なぜ取っちゃダメなのか、どうやって手に入れたらいいのか、その方法を教えてあげなければまた繰り返し奪ってしまいうことになります。

【おもちゃを奪ってしまうときの対処法 】

お友達のおもちゃが欲しくて奪ってしまった…そんなときはその場で「いきなり奪ってしまうのはダメだよ、自分も取られたら嫌でしょ?」と子どもにダメな理由を理解させます。

そして次に「欲しいときはこうやってお友達から貸してもらおうね」と、貸してもらうときのルールも一緒に教えてあげましょう。

少し話せる子どもには「貸してちょうだい」という言葉を。

まだ上手に話せない子どもには「ちょうだい」というジェスチャーを。

家の中でもこうしたルールを徹底させて日常生活に取り込んで、外でも同じようにできるよう仕向けてあげましょう。

【まとめ】

お友達のおもちゃを奪ってしまう子どもへの対処法について、親の注意点と対処法を紹介しました。

「どうしても欲しい」と思う好奇心は、子どもの成長には欠かせない感情のひとつです。

その感情をうまく相手に伝えられるようになるため、ぜひ日常的にお家でも「ちょうだい」の練習を取り入れてみてくださいね。

Q:Q,何を言っても「イヤイヤ」、うまくイヤイヤ期を乗り切る方法を教えてください。

A,第一反抗期とも呼ばれるイヤイヤ期は、その名の通り何をしても「イヤイヤ」と嫌がります。

子どもにとって大事な成長過程のひとつだとわかってはいるけれど、何でもかんでもイヤイヤと言われ続けると、親としてはどうにかならないかと頭を悩ませてしまいます。

今回はそんなイヤイヤ期がどうして起こるのか、またうまく乗り切る方法などを紹介していきたいと思います。

【イヤイヤの原因】

イヤイヤ期は、言葉で自分の言いたいことを伝え始めるようになる1歳半〜3歳頃までだと言われています。

また、2歳くらいが絶頂期で一般的に「魔の2歳」と呼ばれる要因のひとつだと言われています。

では、このイヤイヤ期はなぜ起こるのでしょうか。

<不安と甘え>

お父さんやお母さんの注目が自分から逸れてしまことで不安な気持ちになったり、自分に向いてほしいという甘えから、かまってほしくなったりすることで、わざとイヤイヤを繰り返します。

<欲求不満>

「まだ遊びたい」「もっと食べたい」「いま着替えたくない」など、子どもにはたくさんの欲求があります。

そんな欲求がすべて満たされないことに、イヤイヤと感情をぶつけています。

<言葉でうまく伝えられない>

言いたいことはたくさんあるのに、上手に言えない。

言えないから伝わらない、わかってもらえない、もう全部イヤイヤ!

少しずつ話せるようになってきたからこそ、言葉が足りず伝えられないもどかしさに感情が爆発してしまいます。

【イヤイヤ期をうまく乗り切る4つの方法】

イヤイヤ期は誰もが通る成長過程、だからこそお互い少しでもストレスを軽くしたいですよね。

そのためにできる対処法があります。

<子どもに選ばせる>

「歯磨きして」→「イヤ!」、「これに着替えて」→「イヤ!」になるのであれば、「歯磨きとお着替えどっちにする?」「このシャツとこっちのブラウスどっちがいい?」と、子どもに選ばせましょう。

<先のプランを告げておく>

遊びでもTVでも、始める前に「時計がピピピって鳴ったら終わりだよ」

など、終わりを告げておきましょう。

また「終わったら一緒にお風呂入ろうね」など、先のプランを簡単に伝えておくことで本人もスムーズに次の行動へ移ることができます。

<諦めも肝心>

イヤイヤ期は一時的なものです。

正面からしっかりと向き合って、ダメなものはダメと教えてあげるのがベストですが、どちらも引けない状態になるのは良くありません。

時には大人が諦めることも、大切です。

ちょっと時間をおいてみると、言いすぎたかな?と思えるかもしれません。

<よそのイヤイヤを覗き見しよう>

イヤイヤ期はほとんどの子どもが通る道です。

ですから、ネットなどでほかの子たちのイヤイヤ期を覗いてみましょう。

「え?こんなことで?」と思えるようなことから、ちょっと笑えるものまであります。

そうやって、イヤイヤ期を少し楽しんでみましょう。

【まとめ】

子どものイヤイヤ期の原因と、対処法について紹介しました。

個人差はありますが、イヤイヤ期はほとんどの子どもたちが通る成長過程です。

しかも期間限定ですから、上手に子どもの思いをくみ取り、欲求を満たしてあげながら、できるだけストレスのかからない対処法で乗り切ってほしいと思います。

Q:Q,なんでも手で食べようとします。どうしたらいいでしょうか?

A,離乳食がはじまり、だんだんと固形物が食べられるようになってくると、手づかみでご飯やおやつを食べる子供が増えてきます。ですが、そもそも手掴み食べっていつまでするものなんでしょうか?

「他の子はもう手掴みしていないのにうちの子だけ…」と不安になってしまうママも多いと思います。そこで今回は、手掴み食べに関して解説していきます。

赤ちゃんは生後5カ月頃から手に持ったものを口に運ぶ

そもそも赤ちゃんが手でものを掴んでいるのは、視覚的な部分以外の、感覚も発達させるためです。つまり、脳の発達のために必ず必要な行為であることは確かです。

そうすることで外の世界を認識していくものなのですが、保育園などに入るとなぜか「他の子はできているのに、うちの子は未だに手掴み」というのが顕著に感じられ焦ってしまうママが多いようです。

手で食べることがいけないわけではない

手掴みで食べってどうしても印象がよくないですが「子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか?」という本の中では2歳頃までに箸などが使える子はなぜか偏食などの偏りがあると記載されています。

もしかすると、まだ学習段階の赤ちゃんにとってはどこかしらに無理が生じた結果なのかもしれません。

そういった意味でも、手掴み食べは推奨されていますが、子供は成長するし、いつまでも手掴みというわけにはいきません。どれくらいまでを目安にするべきなのか迷ってしまう人もいるでしょう。

本人のやりたい気持ちを尊重する

ママやパパはどうしてもテーブルマナーが気になってしまうものです。ですが、もしお子さんが今手掴みで楽しく食べているのであれば、今はまだスプーンやフォーク、箸などは早いのかもしれません。

個人差はありますが、スプーンやフォークは3歳頃、箸は5歳頃までには概ね使えるようになると言われています。ですので、焦ることなく本人のやりたいと思う気持ちを尊重してあげましょう。

特にスプーンやフォークなどは、早い段階から持たせてみて、手掴みと並行することでいつのまにかできていることも多いです。逆に、できたときはしっかりと褒めてあげましょう。そうすることで子供の「やりたい」を刺激することができます。

また、成長はみんな同じではありません。個人差があるものですのでお子さんのタイミングとやりたい気持ちを見極めてあげてください。

Q:Q,赤ちゃんなのにいびき?!放っておいても大丈夫ですか?

A,すやすやと気持ちよさそうに眠る赤ちゃんの寝息は静かなことが多く、ちゃんと呼吸しているのかな?と不安になるお母さんもいるほど。

そんな中、いびきをかいている赤ちゃんもいます。

「なんで赤ちゃんなのにいびきをかくんだろう?」と、お母さんとしてはちょっと心配になりますよね。

今回は、赤ちゃんがいびきをかく原因や対策について詳しく紹介しますので、気になったお母さんはぜひ参考にしてください。

【赤ちゃんがいびきをかく原因と対策】

赤ちゃんは普段あまりいびきをかきません。

ですから、いびきをかいているイコール何かしらの原因があり、対策を取らなければなりません。

<アデノイド・扁桃(へんとう)の肥大>

アデノイドとは鼻から喉の奥へかけてにある器官で、扁桃とも言います。

アデノイドは風邪のウィルスなどが入ってこないよう、菌の侵入を防いでくれる役割を果たしています。

ですが、中にはこのアデノイドが大きくなりすぎ、呼吸の邪魔をしている場合があります。

これをアデノイド肥大といい、いびきの原因となります。

アデノイドが大きくなりすぎるといびきだけではなく、口呼吸が続き、集中力に問題が出るなどの可能性もあるため、早めに専門の先生に相談しましょう。

<鼻づまり>

鼻がつまっていたり、鼻水が出ていたりすると口呼吸になり、いびきをかくことがあります。

また、いびきというよりは「ピーピー」と笛のような音を出している場合も、鼻づまりが原因していますので、鼻がつまっているようであれば拭き取るか、吸い出してあげましょう。

<枕の高さ>

枕が高すぎると、顎を引いた状態で寝ることになり気道が狭くなってしまうため、いびきをかくことがあります。

この場合のいびきは安全ではないので、赤ちゃんに枕を使わせる際には、高過ぎていないか必ずチェックしましょう。

【赤ちゃんのいびきは放っておかないで!】

風邪など一時的ないびきであれば、しばらく様子を見てみましょう。

一方、鼻がつまっているわけではないのにいびきをかくことが多い場合は、何かしらの原因で気道が狭まっている可能性があり、睡眠時無呼吸症候群の恐れが出てきます。

ですから、赤ちゃんのいびきは放っておかず、なるべく早めに専門医に相談してください。

【まとめ】

赤ちゃんのいびきについて、原因と対策を紹介しました。

もし赤ちゃんのいびきが続くようなら、原因を明らかにして不安を取り除くためにも、一度専門の先生に診てもらうことをおすすめします。

その際、いびきをかいている様子を動画に撮っておくなど、記録に残してしておくと先生にもわかりやすく伝えられるでしょう。

Q:Q,つい強く叱ってしまいます、子どものための正しい叱り方を教えてください。

A,子どものわがままや、イヤイヤ期に振り回され、つい感情的に叱ってしまうことありますよね。

また強く叱ってしまった後は罪悪感に襲われたり、悲しくなったり。

そんなお母さんは、あなただけではありません。

では、どう叱ればいいのか?

今回は正しい叱り方や、強く叱ってしまう前にできることを紹介しようと思いますので、参考にしてもらえたらうれしいです。

【子どもを叱るときに大切なこととは?】

子どもをきちんとした人に育てるためには、叱ってしつけることも必要です。

ですが、その叱り方を間違ってしまうと逆効果になってしまうこともあるので注意しなければいけません。

<怒るのではなく叱る>

子どもが何か悪いことをした時は、つい感情的に怒鳴ってしまいそうになりますが、怒ることは親から一方的に気持ちを押し付けただけになり、子どもも「怒られた」だけになってしまいます。

ですから、親は一度気持ちを落ち着かせ冷静に叱る意味を伝え、子どもに叱られている内容をしっかりと理解させましょう。

<目を見て叱る>

キッチンで料理をしながら「早く片付けなさい!」「何回言ったらわかるの!」と怒っても子どもに親の真剣さは伝わりません。

叱る際には忙しくてもいったん手を止め、子どもの目を見てきちんと向き合いましょう。

<叱る理由を説明する>

子どもは小さければ小さいほど、自分が何で叱られているのかわからない場合があります。

ですから、何で今叱られているのかを説明し、理解してもらわなければなりません。

その際、「片付けなさい!」ではなく「ここにおもちゃがあったら踏んで怪我しちゃうよ」など、小さい子どもでもわかりやすいように理由付けをしましょう。

また「片付けないと、お母さんが踏んで怪我したら痛くて泣いちゃうよ…」など、子ども側だけでなく、こちらも困ってしまうという言い方もいいでしょう。

<そのときに叱る(後になって叱らない)>

「さっきこんなことしたわよね!」など、後になって叱ると子どもはほとんど覚えていないため、なぜ叱られているのかまったくわかりません。

叱らなければいけないときは、必ずそのときに叱るようにしましょう。

【感情が抑えられないときはどうしたらいいの?】

子供を叱るには冷静に向き合うことが重要、と頭ではわかっているけれどこちらも人間です。

何度も同じことを繰り返されたり、子どもに理解してもらえなかったりが続くと爆発しそうになってしまいますよね。

そんなときはまず大きく深呼吸をしましょう、それでも治まりそうにないときはいったんその場から離れましょう。

感情が抑えられないときは、必要以上の言葉を子どもにぶつけてしまう可能性もあります。

ですから少しだけ距離を置いて、深呼吸しましょう。

【まとめ】

子どもを正しく叱る方法について紹介しました。

お母さんもひとりの人間です。

感情が高まってしまうときもあるでしょう。

ですがそこは愛する子どものため、少し落ち心を着かせて、子どもに向き合った状態で叱るように心がけましょう。

そうすれば、子どもさんもきっと理解してくれるはずです。


Q:Q,1歳半を過ぎたのにまだ歩き始めず不安です理由はありますか?

A,赤ちゃんは早いと7ヶ月頃からつかまり立ちを始め、8ヶ月あたりから伝い歩きを始めます。

また、早くて9ヶ月頃〜1歳半くらいには、何かにつかまっていなくても、歩けるようになります。

もちろん、赤ちゃんの成長の早さは1人ひとり違うため、歩けるようになるには個人差はありますが、1歳半を過ぎても歩かない赤ちゃんがいるお母さんは「大丈夫なのかな? 」と、何だか不安に感じてしまいますよね。

今回は、子どもが歩かないのはなぜなのか、その理由と対策について紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【歩かない原因を見つけよう】

ハイハイやつかまり立ちが問題なくできているのに、なぜ歩かないのか。

それにはこんな原因がありました。

<歩くスペースがない>

家具やおもちゃがたくさんあるため、赤ちゃんが歩ける十分なスペースがないお家があります。

せっかくつかまり立ちができても、歩くスペースがないと赤ちゃんは諦めてしまいますので、できれば家具の配置を変えたり、おもちゃを全部片付けてみたりして、赤ちゃんが歩けるような場所を確保してあげてください。

<掴める場所がたくさんある>

伝い歩きまでは順調にきたのに、手を離しての1歩が出ない。

そんな時は、赤ちゃんが掴むことができる場所が多すぎるのかもしれません。

赤ちゃんが欲しいもの、行きたいところまで伝い歩きができないよう、掴めるものを取り除いてみましょう。

<周りからの刺激が足りない>

赤ちゃんは、周りの人を見て真似をしたり、同じものを欲しがったりします。

ですから、ほかの赤ちゃんたちとの交流の場を持つようにしましょう。

周りの赤ちゃんがスタスタと歩いている姿を見ることで、刺激となり「自分もやってみたい。」「あのおもちゃのところまで行きたい。」という欲求が生まれ、歩くことにつながりやすくなります。

【大丈夫、ゆっくりと見守ってあげよう】

「1歳半が過ぎたというのに歩いてくれない…。周りの子どもたちは歩いているのに。1歳半の検診もあるしどうしよう…。」と焦ってしまうお母さんも多いでしょう。

ですが、ここはゆっくりと見守ることが大事です。

歩ける場所と環境を作ってあげたら、あとは歩きたくなったら歩くでしょう。

そのときを楽しみに、少し待ってみてあげてください。

【まとめ】

1歳半になっても歩かない理由と、対策について紹介しました。

つかまり立ちと、つたい歩きまでは順調だったのに、1歩が出ないという赤ちゃんを持つお母さんは、ぜひ参考にしてみてください。

そして、歩くだけでなく協調性を育てるためにもどんどん同年代の子どもたちと遊ばせてみてください。

いろんな意味で良い刺激を受けて、成長してくれることでしょう。