よくあるご質問

Q, 後追いが激しく困っています。いい対処法を教えてください。

2019/06/10

A.生まれて9か月頃から、お父さん・お母さんの姿が見えなくなると後を追う「後追い」が始まります。

後追いをする赤ちゃんは、トイレだろうが危険なところだろうが、とにかく付いて行きたいため、親としては「怪我をしないかな…」とヒヤヒヤしたり、「ちょっとはひとりにさせてよ…」と心が疲れてしまったりするでしょう。

今回はそんな後追いについて、いつまで続くのか、そして対処法を合わせて紹介していきたいと思います。

【後追いをする期間】

赤ちゃんに後追いされるお父さんやお母さんは、赤ちゃんにとって特別な存在であり、常に見えていないと不安になってしまう人だと認識されています。

後追いはその証拠です。

そう考えるとうれしいけれど、その反面どこへ行っても追われたり、見失うと泣かれたりすると、 いつまで続くんだろうという不安も出てきますよね。

後追いは早ければ6か月頃から始まりますが、多くは9〜11か月頃ハイハイが上手にできる時期になると本格化します。

そして「少しの間離れても、必ず帰ってくる」とわかるようになる1歳半〜2歳頃徐々に落ち着いていきます。

【後追いに有効な対処法】

いつかは終わると頭ではわかっていても、こう毎日毎日後追いをされると、ストレスに感じてしまうこともあるでしょう。

そんなときにできる対処法があります。

<声かけをする>

いなくなってしまう不安を取り除くために「ちょっと待っててね」「トイレに行ってくるけど、すぐに帰ってくるね」など、こまめに赤ちゃんに声かけをしましょう。

トイレに入る際は「おかあさんここにいるよ」と呼びかけるのもいいでしょう。

また、帰ってきたときは「ね、帰ってきたでしょう!」と、離れても帰ってくるんだよということを伝えてあげてください。

<やらなければいけないことも適当に>

後追いをされると、家事などやらなければいけないことができず、ストレスを感じてしまうこともあるでしょう。

そんなときは手抜きをしましょう。

家事をしていなくても、食事が手抜きメニューになってしまっても大丈夫。

完璧にする必要はありません。

心に余裕をもって、この限定期間をできるだけストレスフリーに過ごせるようにしましょう。

【まとめ】

後追いは、赤ちゃんにとって特別な存在である人にしか示さない、ある意味うれしい愛情表現です。

でも期間が限定されていると頭ではわかっていても、どこへ行くにもついてこられるとちょっと疲れてしまうのも事実。

そんなときは、こまめに声かけをして赤ちゃんを安心させたり、しなければいけない家事などちょっとだけラクしたり、うまく後追いと付き合えるようにしてみてくださいね。